何％から脱水症状になる？
自分の体重に比例しておよそ２～４％程度までの脱水だと、ひどい喉の渇きを感じたり、食欲がなくなったりします。
そのくらいならば水を飲むことで回復は可能です。
補給するための水分は、普通の水でもいいですけど、こういう場合はアミノ酸などが含まれたスポーツ飲料とかがお勧めではあります。
その方が早く身体に吸収されるからです。
ですが弱った胃腸系の刺激にならないように、水で薄めたものを少しづつ飲む方がいいでしょう。
またスポーツ飲料などがない場合は、水にごく少量（水の分量の０．９％程度）の塩を加えたものでも代用は効きます。
また１０度前後の冷たい方が吸収が速いので、ぬるま湯やお茶などのよりもいいでしょう。
ですが氷が入った冷たいものや味の濃い飲み物は胃腸に負担がかかります。
また体重の４～６％程度の重症の脱水の場合は、脱力感や眠気、頭痛などが起こります。
そういう場合はいくら水分を補給しても嘔吐などでうまく吸収できないので、医者で点滴などによる水分補給を受けた方がいいでしょう。
倒れるほどになってしまっては、自分にも他人にもどうしようもありません。
早急に医者に運んでもらって緊急の処置を受けてもらってください。
しかしながらそんなになるまで水分補給を我慢してはいけません。
最近は熱中症などが起こりやすいので、様々な行事などでも気を付けられていますが、自分の体は自分で管理するくらいの心がけでなくてはなりません。
普段の生活から脱水症状などが起こるなどとは考えにくいことです。
そんな経験が起こるなんて考えもつきません。
食べ物にも飲み物にも恵まれ、快適な環境で生活しているからこそ起こりやすい落とし穴ともいえます。
後でいいという考えが、気付けば手遅れになったりします。
また病気の時は特に気を付けた方がいいとされています。
食欲がないに反して、汗や尿などといった感じで水分はでていくからです。
最悪食べ物を受け付けない時でも、飲み物だけは口に含むようにしても飲みましょう。
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