水分補給が大切な訳


人間の体の60%~70%は水分で構成されているといっても過言ではありません。
その水分のうち5%が失われると熱中症や脱水症状がおこります。

わずか5%と思われるかもしれませんが、体内の水の配分から分かるように体の大切な機能のほとんどは水を含んでいるのです。
10%が失われると意識障害が起こり、20%失われると死にいたります。

水は人間にとってかかせないものです。
最悪食べ物を食べなくても数十日は人間は生きれますが、水を飲まなければ数日と持ちません。
それは体内の水分が失われると真っ先に体は栄養素を運ばなくなります。

それだけではありません。
血の巡りが悪くなり、ドロドロになった血が詰まったりしますと心筋梗塞やなどの病気を起こしてしまいます。
また飲むことによって老廃物などの毒素も汗や尿と一緒に排出されますので、水分補給は大事なのです。

喉が渇いたと意識した時にはもうすでに水分が欲しいという体からの信号が発せられています。
その時に一気に水分を補給すればいいという考え方はあまりお勧めできません。
何故なら大量に水を飲むことによって胃酸が薄まってしまうからです。
食欲不振や消化不良を起こしかねません。
あくまで水はこまめに摂ることが大切なのです。

スポーツをしているわけでもないし、動き回っているわけでもないのに、水ばかり飲んだら水が溜まるだけという考えも感心しません。
何故ならじっとしていても体内から水分は出て行くのです。
トイレにもいくでしょう。
汗もかくでしょう。
自然現象は体内から水分を確実に排出しています。
トイレにいった後にでも水分補給しておくだけでもかなり違います。

また寝る前に飲むとトイレに目を覚ますから嫌といわず、利尿効果のあるお茶などは避けて水分補給をして寝ましょう。
寝ている間も体内は生きるために活動しているので水分は多く使われるのです。
そして朝起きた時には失われた水分を補給すると気持ちよく活動できます。
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